オチのないindulgence

ここだけの話をしよう

まさか書くとは思っていなかった沼落ちブログ

ご無沙汰しております。月イチでブログを書きたいとかいう今年1月の熱意はどこへいってしまったのか。課題に忙殺されながらWEST.の現場にそれなりに顔を出し、扶養ギリギリまでバイトしてたら思ったより忙しい日々になってしまいました。

 

さて。先日のSTARTO ENTERTAINMENT所属関西系グループ大集合ライブ、「KAMIGATA BOYZ DREAM IsLAND 2024 ~やっぱこの街好っきゃねん~」ですが、このブログを読んでいらっしゃる皆さんは現地なりリアルタイム配信なり見逃し配信なりでご覧になったことかと思います。

 

たのしかったね~~~~~~~!!!!!

 

アホみたいな感想。アホなのでアホみたいなことしか言えません。

私は大阪に飛ぶお金がもうなかったので(ミュージカルのチケットにバイト代を全ブッパしてしまい…)おうちで配信を楽しんだのですが、関西通ってれば分かる曲・事務所通ってれば聞いたことある曲が多く、終始ノリノリでした。

それぞれのグループの個性が際立つコーナー、事務所夏曲ぶち上げメドレー、とっ散らかりMC(褒めています)、オタクの夢叶えたろかスペシャルみたいなシャッフルメドレー、KAMIGATA BOYZのオリジナル曲をはじめとした数多くの関西ソング……カウコンがなかったから越すに越せていなかった年を、越しましたね。ようこそ2024年。あと3ヶ月?冗談きついて。

 

 

私はWEST.神山智洋さんのファンで、カミガタも神山くん及びWEST.目当てで見た。(おおきくな~れ☆ボク!!!とichibanのギャップで気が狂いました)

あとは一時期Lil かんさいを好きだな~と思っていたり、WESTのバックについてくれてたAmBitiousを温かい目で見ていたり、なにわ男子の特定の曲を狂ったように聴いていたり、というくらいで「オタクしてるって言えるのはWEST.だけだけど関西の括りはわりと好きだよ~」という感じの、よくいるオタクである。でもこんな感じで興味を持つのも今はほぼ関西グループだけなので、潜在的に結構贔屓してるのかも。

 

そんなオタクが、カミガタをきっかけに、あっという間にSUPER EIGHTの安田章大さんにメロメロになってしまいました。

 

「エイトを通ってWESTに来るもんじゃないの!?」「今からデビュー20周年グループのオタクすんの!?」「現地行ったわけでもないのに!?」「軽率すぎない!?!?」「激重男性を担当にしてるのに掛け持ちすんの!?!?」(?)

全部私が一番思ってる。最後も込みで。

実際安田くんについてツイートしたら思いの外そこそこバズってしまい、ここにわざわざ書きたくないようなお言葉を頂いたりもしたんですが。履修頑張るので何卒お手柔らかに…

 

自分が一番びっくりしているし、まさかここにきてSUPER EIGHTだとは思ってなかった。マジで。

無事にFCにも入会し、心優しい先輩オタクの皆さんにありがたい布教を頂きつつ、20年以上の長い歴史を少しずつ履修しようとしているところです。よろしくお願いします。

 

とはいえ、SUPER EIGHTちゃんと見よう!と思い立ってからまだ約20日の人間が、25年以上アイドルをやっている皆さんの魅力について語るなんて、いくらなんでも烏滸がましすぎる(し、それを語るには私はあまりにも彼らを知らなさすぎる)ことはもちろん分かっているので、カミガタの安田くんのどこにどう自分が惹かれたのかということを中心に備忘録的に書き殴っていこうとしている次第であります。例によって前置きが長い。

 

 

 

何を隠そう、私が惹かれたのは安田章大さんの紡ぐ言葉でした。

まず、カミガタ中盤のMCで後輩たちと会場全体がSUPER EIGHTのデビュー20周年をお祝いしていて、それを受けたメンバーの皆さんが一人一人コメントをしていたところで彼が後輩にかけた言葉。

 

「だから…死ぬまでアイドルやってくださいね」

 

ふわっと、すごく重いことをおっしゃったな……と感じた。

私は先述の通り神山担で、神山くんがサングラスを恒常的にかけるようになってから、同じようにサングラスをいつもかけている安田くんや大倉くんはどうしてかけているんだろうと調べてみていた。当時自分が担当していないグループのことをよく知らなかったから、「そんな壮絶なことがあったんですか……」と特に安田くんに対して衝撃を受けた記憶がある。

その程度の知識なんだけど、それでもそれだけのことを経験してなおステージに立ち続ける人が届ける言葉の重みに圧倒された。

「絶対アイドル辞めないで」(流行ってますよね)なんて口が裂けても言えないけれど、彼らの進む道が彼らにとって素敵なものであってほしいと強く願っているし、「アイドルとしてステージに立ち続けるぞ」と強く言い切ってくれるアイドルのことを心の底から愛している。この言葉に「頑張ります」とはっきり返事をして綺麗な礼をした神山くんのことも、わたしは強く信じているし素敵なアイドルだと感じている。

 

でも安田くんの発言の重みはきっと安田くんを一番に応援してきた既存のファンの皆さんや、壁に立ち向かうその背中を見てきた後輩たちだからこそ、よりずっしりとダイレクトに感じられるものであって。これだけだったら、いち後輩担にすぎない私は「本当にとんでもない覚悟でステージに立っていて凄いなあ」という感想で終わってしまっていたかもしれない。いや実際にはこの言葉の時点でわりと刺さっていて、直後の記憶があんまりないくらいだったんですけど。

 

問題(問題)はこの後で。

 

「私たちはアイドルやってますけど、皆さん、アイドルが心折れないと思っているかもしれませんが、ちゃんと1個1個心がポキポキ折れる瞬間ってあるんです。だから、みんなが、僕たちのことを、どうか、どうか救ってあげてください。いいですか?」

「頂いた愛情は、必ずもっとたくさんの深い愛情でお返しするから。僕たちがあなたたちを連れていくから。いろんな景色、いろんな思い、たくさんの経験をさせるから。だから、安心してついてきてください。照らすからね!皆さんの道を」

「僕たちと、これから新しい未来を、とにかく明るく、とにかく明るく照らして、みんなで明るく明日を生きていきましょう、いいですか!」

「嬉しいときも悲しいときも、ぜんぶ笑って生きてくんやでー!」

 

 

 

 

もう泣いた。ボロッボロに泣いた。アホほど現地行きたかったけど、ここまで泣くならおうちにいてよかったなというレベルで泣いた。

 

心当たりがあったからだ。「アイドルが心折れないと思っている」ということに。

 

 

 

これは自分語りをしないと刺さった理由を説明できないので自分語り失礼するんだけど、「強いアイドル」だと思っている今の担当に心を救ってもらったことがある、し今も救ってもらっている。

「お前はそれなりの頭があるんだから現役で国公立大学に受かれ」という強いプレッシャーを受けて、もともと興味があったわけではない分野に進むことになった。意外とちょろいので、そこでも学ぶやりがいを小さなものから拾い集めて、前向きになろうとしていた頃に、その学問と関わる人全体がバッシングを受けるような状況に陥った。専攻の廃止を訴えるような団体が大学に圧力をかけようとし、尊敬していた教授や講師の先生もすっかり疲弊して授業で涙を流すレベルだった。もともと興味があったわけではない私には、そんな地獄みたいな環境でそれでも学び続けるような動機がなかった。

耐えられなくて、逃げた。

でも逃げ切って退学届バーン!するほどの度胸もなく、ズルズルと大学をサボって、1年近く経っても教科書を開くだけで涙が止まらなくて、なんとか休学を申し出て、もう1年休んだ。そうして、世間の風当たりも落ち着き、私の心の整理も少しずつできてきて、大学に戻ってきたのがつい最近のことだ。

どんな学問か伏せたところで分かる人には分かるし身バレ不可避なのでは?というのは置いておいて、こんなようなことが始まる数年前から私は「ジャニーズWEST」(当時の彼らに救ってもらったので当時の名前で呼びたい)と神山くんに勇気づけてもらってきていた。だから、こんな状況で余裕のなかった私にも彼の言葉が届いた。

 

「今、世界的にはすごい大変な時期やし、海越えればもっと大変な問題たくさん起きてる。でも、俺たち、このマイク持って歌ってるこの気持ちはマジで嘘じゃないし、音楽って心救われると思うんですよ。ジャニーズWESTってアイドルグループですけど、俺たち、アイドルに胸張って生きてます!!全力で日々生きてます!」

 

眩しかった。神山くんだってデビューに至るまで苦しいことがあって、それでも胸を張ってステージに立って歌って踊ってギターをかき鳴らして。こんな強さが私にもあったらなと思った。その眩しさに照らされていたいと思った。

希望や決意をいつだって言葉にして、常に全力でいてくれるかっこよくて強いアイドル。私はそれに勝手に救われるいちモブ。…きっと、そう思い込みすぎていた。

 

もちろんそういう側面だってある。でも拗らせまくっていたころの私は、「強いところが好き」が「強いから好き」になって、だんだん歪んでいって、好きなアイドルが見せる"そうじゃない"一面を受け入れることに抵抗さえ感じていた。一時期の精神的な依存のしかたはひとりの人間に対して不誠実で酷かったところがあると思う。

 

 

…「アイドルが心折れないと思っている」に心当たりがあることへの説明がいくらなんでも重すぎるし、鍵垢で発散したらもうその後は墓場まで持っていこうとすら思っていた感情を全部書いてる。痛い。

でも、本当にそうだったのだ。アイドルにも「心がポキポキ折れる瞬間がある」と認めたくすらない節があったし、でもそうだと感じざるを得ないことがこの1年ちょっと立て続けに続いて、時間をかけてその頃の自分の痛さにも自覚してきていたさなかだったから。

 

私を救ってきたアイドルにだって心が折れることがある。人を救ってるどころじゃないときだってある。じゃあどうすればいい?

「だから、みんなが、僕たちのことを、どうか、どうか救ってあげてください。いいですか?」

 

私がしてもらったようなことには到底及ばないけれど、愛をこめて紡ぐ言葉とか、灯すペンライトとか、精一杯振り絞って出す歓声とか、そういうものが親愛なるアイドルの強さの支えになってくれたら、それほど嬉しいことはない。

結局私は弱い人間だから、これからもアイドルが持つ強さに焦がれてしまうんだろうけれど、もしわずかでもその源になれるのなら、そんな自分のことも肯定できる気がした。この言葉を通して改めて。

 

それで、「そういうふうに思っていてそれを言葉にしてくれるなんて、安田くんってすげ~~~アイドルだな!!!!!」と心の底から思った。神山担であることにマジで1ミリの欲求不満もないと念押ししておくが、安田担さんってすごいアイドルを応援しているんだな……と強く感じた。

 

 

…という感想を、(自分の醜さをオブラートで覆いながら)ツイートしたら、思いの外多くの反応を頂き。リプやDMで聖人エピやら高すぎるスキルやらド天然発言やら布教を頂いて自分でも気になって調べているうちにどんどん惹かれていき、あれよあれよとカミガタから1週間も経たないうちにファンクラブに入会していました。今はひたすらSUPER EIGHTの楽曲を漁り、神山担をしているおかげで複数所持していた雑誌の記事を読み込み、FCにある大量の動画を視聴し…という感じで少しずつ履修中!20年の歴史って壮大すぎて全然20日で追えるアレじゃない。溺れています。

まだまだ自分をeighterと名乗れるほどではないけれど、新規ハイみたいなこの時期がめちゃくちゃ楽しいので備忘録としてこの感情を残しておきたいなと思い、ブログにしたためた所存です。

まさかWEST.の直属の先輩に今更ハマるとも、元担から降りたときにすっぱり神山くんとWEST.のことだけを話そう!と思って作ったアカウントでこんな沼落ちブログの皮を被った5000字超え激重思想ブログを書くとも思ってなかった。何もかも予想外です。人生は予測できないからおもしろいんだよねハム太郎!!!!!!!

 

というわけで(?)久々に掛け持ちライフが戻ってきました。何卒お手柔らかによろしくお願いします!